キャンプ旅に行こう 木曽郡木曽村・R19旧鳥居隧道の探訪記です。
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R19旧道・旧鳥居隧道

探訪:2008年6月某日

奈良井側旧道をクリアしたので、現道の新鳥居トンネルを抜けて薮原側旧道へと向かう。

旧鳥居隧道・薮原側



R19旧道の薮原側の入り口は、新鳥居トンネル薮原側抗口のすぐ手前で、道の駅奈良井の案内看板の下を左に入っていく。

奈良井の道の駅の案内看板が目印。


すると、すぐに右への分岐が現れる。この右に分岐する細いS字になっている道こそが、R19旧道だ。

こちらも奈良井側の分岐同様、旧道側が大きく削られている。そしてやはり周辺は線形改良が加えられており、旧道側には意図的にでないと入っていけないようになっている。元々は、もっと緩やかに繋がっていたはずだ。


そしてその先は、元国道らしい道幅に復活する。

奈良井側と違ってゲートも無く、路側帯は藪に埋もれているものの車の離合には全く問題ない程度の道幅も確保されている。もちろんここは自転車ではなくデミオ君に乗ったまま進行する。

しかもこの先には登坂斜線もあり、更に道幅が広くなる。対向車が全く無いのが旧道である事を感じさせる部分でもある。


更に進むと、旧道上にいきなり水道関連と思われる施設が現れる。旧道の道幅の約8割ほどを占拠しており、左側に車一台分の通路が残っているだけ。

道幅が広くて対向車も無いからといって飛ばしていると、ここで大慌てをする事になる。

薮原側にゲートが無いのは分岐付近に民家があるのと、この施設の管理の為に結構な頻度で施設管理者が通るからなのだろう。


そして施設のすぐ先で旧道は終了する。その奥には旧鳥居隧道薮原側の抗口が姿を見せている。奈良井側抗口と違い、車やバイクですぐそばまで行けるのだ。

右の建物は、旧鳥居隧道が現役の頃に隧道内設備(照明等)の関連施設だったのではないかと推察しているが、既に廃墟となっている。


これが旧鳥居隧道・薮原側抗口。こちら側も奈良井側同様コンクリートで封鎖され、内部は見る事ができない。

こちら側も石組みのアーチになっており、幹線国道トンネルらしい風格をかもし出している。

そしてやっぱり新しい電柱が二本。しかも配置まで似通っている。もしかして中には何かしらの施設・設備があるのかな?・・・と思ったが、抗口は完全封鎖されているし・・・。

この電柱の使用目的は、現在のところ不明。この時はじっくり電柱を観察しなかったので、また機会があったら確認しに行ってみるとしよう。


抗口から振り返って一枚。今でこそ地面は土で覆われて苔むしているが、現役当時は薮原側抗口を出るとこんな景色だった。

これでR19旧道・鳥居峠区間はとりあえず完全制覇。帰宅すべくデミオ君を方向転換させた。

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