R19旧道・二代目鳥居峠の探訪記です。 | |
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R19旧道・二代目鳥居峠探訪:2008年10月 奈良井駅前を過ぎてすぐの場所、奈良井宿の復元地域に入る直前右手に、登っていく道がある。ほぼUターンする形になり、普通車だと切り返しが必要。軽自動車でも切り返しが必要かも。これが旧国道への入り口になる。この坂道自体が旧国道では無いので悪しからず。 この坂を登っていくと、左ヘのアピンカーブが現れる。そこからが旧国道の始まりになる。 なお、そのヘアピンカーブには右方向にも路面が雑草で覆われた廃道があるのだが、それも旧国道。奈良井駅前の道とは、現在の踏切と少し北側のトンネルの間で合流するらしいのだが、現地では気が付かなかったので当時とはかなり地形が変わっているっぽい。何にせよ、機会があったら徒歩かチャリで探訪してみたい。 旧国道に入って舗装路を道なりに進むと右写真の分岐が現れるが、ここは直進する。CLの左上にある青看板に「↑鳥居峠」と書かれているので、ここで間違える事は無いでしょう。 ちなみに左は奈良井宿に降りていく道で、写真には写っていないが右側後方にももう一本道がある。看板に従って道なりに進めば、特に問題は無い。 やがて舗装が途切れて、ダート区間に入る。 路面はそれほど荒れておらず、ダイヤの磨り減ったCLでもそれほど苦労せずに走る事ができる。 とは言っても、3速以上だとスピードが出すぎてしまうし、単気筒だとクラッチを繋いだままあまり速度を落とせない。 1速と2速の間を行ったり来たりしながら、トコトコと進んでいく。林道を走るのは久しぶりなので、ゆっくりでも十分楽しい。 旧国道はカーブを繰り返しながら高度を上げていく。天気は晴れ、木漏れ日が気持ち良い。 今となってはどこにでもありそうな林道であるが、旧鳥居隧道が竣工するまではこの道が名古屋方面に向かう幹線道路だった。 もちろん当時は個人で乗用車を持っている人は少数であり、この道を走っていたのはトラックが主体だったのではなかろうか。 Webで調べると昔はこの道を4トントラックが通ったそうだけど、もし自分がここを4トントラックで通る羽目になったら・・・無事に通り抜けられる自信は無いなぁ(汗)。 峠の手前で、旧中山道と合流する。 写真中央付近、CLの後ろから右方向に下っている道が旧中山道で、現在は遊歩道として整備されている。 ここから先薮原側は、旧中山道を散策する歩行者と遭遇する可能性が高いので、あまりスピードは出せない。 この先には結構立派な休憩所があり、散策する人が一息つけるようになっている。旧中山道は休憩所のすぐ横から車道と分岐しており更に高度を上げていくが、車道は切り通しへと突入する。 右写真が、二代目鳥居峠。道幅こそ車道としては最低限だが、片側にはしっかり石垣が組まれている。 ちなみに旧中山道の初代鳥居峠は、写真左側の上のほうにある。今回は行かなかったのだが、現在は峠付近の道筋がはっきりしていないらしい。 これも次の機会の宿題かな。 以後は次のページへ・・・。 [ 二代目鳥居峠について | その1 | その2 ] |
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