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２０００年の南東北ツーリング旅日記です。 |
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２０００年 東北ツーリング前日談実は、今年の夏休みも北海道へ行く予定だった。しかし、いろいろな事情により苦労して取ったフェリーをキャンセルする事になった。せっかく休めるのにどこにも行けないのに耐えられそうに無いし、休み中ゴロゴロするのは時間の無駄だと思い、今までほとんど行った事の無い東北地方へツーリングに出掛ける事にした。出発３日前の事であった。そんな訳で慌てて準備をし、バイクも一通り点検を済ませた。出発は朝６時とし、目覚まし時計を午前４時半にセットして就寝した。 ８月１４日ふと目が覚めてみるともう外はすっかり明るくなっていた。不安を感じつつ目覚まし時計に目をやると、既に朝６時。あ〜あ、やっちまったよ・・・。目覚ましのアラームストップスイッチがいつの間にか押された状態になっていた為に、時間が来ても鳴らなかったのだ。目覚めのコーヒーを飲んだあと、パッキングをする。今回も四国のときと同じように、パニア３つ＋リヤシート上の荷物というスタイル。 朝６時５０分、両親に見送られて出発。まずは中央道に入り、ひたすら北上する。信州中野ＩＣまでは誠にもって順調だったのだが、そこを過ぎたあたり（対面交通部分）で渋滞にぶち当たる。・・・が、すり抜けしていたら間も無く渋滞も解消し、順調に流れ始める。 それにしても、天気が快晴なので暑い。走っている間はいいのだが、ＳＡやＰＡに入る毎に「あちぃ〜」と言いながらジュースやお茶を片手に日陰を求めてウロウロするありさま。それにしても、時間的制約があるからとは言え、高速道路は退屈だ。 上越ＪＣＴから北陸自動車道に入り、新潟中央ＪＣＴから磐越道へ。磐越道も対面交通部分が多く、あまり走りやすい道ではない。４車線化工事が所々行われて入るものの、全線が完了するのは当分先の事だろうな。  磐梯山ＳＡで小休止。とりあえず今日のキャンプ地を考える。出発前は猪苗代湖周辺のキャンプ場にしようと思っていたのだが、まだ時間が早いので少し北上する事にした。午後２時半頃猪苗代磐梯高原ＩＣで降り、とりあえずＲ１１５を北上してＲ４５９を桧原湖方面へ向かう。ＴＭを見ると桧原湖周辺にはキャンプ場が沢山あるので、そのうちのどれかにしようと思ったのだ。 桧原湖の近くのＲ４５９と県道２号線の分岐付近で観光案内所を発見したので、それぞれのキャンプ場の資料をＧＥＴすべくパンフレットを貰う。そのあと、道の反対側のコンビニに入って晩酌＆夕食の買出しも済ませる。 丁度居合わせたビラーゴ１１００の方もキャンプと言う事だったので、後に付いて行かせていただく。なかなか楽しいワインディングが続く県道２号線を一緒にひたすら北上していくのだが、「どこまで行くのかなぁ〜」とちょっと不安を感じていたら、いきなりバイクを止めて「キャンプ場は決めてます？」と聞かれてしまった。 「いや、まだ決めてないです。」「私はこの先の早稲沢キャンプ場に行くんですけど・・・。」「んじゃ私もそこへ行きます。」てな訳で、今日のキャンプ地が決定(^_^;)  間も無く現地に到着し、管理連の横にバイクを止めて料金を支払う。バイクの駐車料（３００円）とキャンプ代でしめて１３００円なり。う〜む、こんなに高いキャンプ場に泊まるのは初めてだ。けど、ここへ来るまでに横を通り過ぎたキャンプ場はかなり混雑してて行きたくなかったし、ここはサイトへバイクを乗り入れられるし、まぁいいか。早稲沢キャンプ場は、湖畔のキャンプ場で草地サイト。他のキャンパーと適度に距離を取ってテントを設営し、一息つく。まだ日が高くて暑いので、テントの日陰に避難する。 このキャンプ場ではトンボが飛び交っていて、テントのてっぺんやバイクのミラーに止まっていたりする。日の光はまだ暑いのだが、これだけ見るとほとんど秋だなぁ。なかなか良い感じ。 ビラーゴの方が温泉に行ってくると言って徒歩で出て行った。帰ってきたら場所を聞いて行ってみようかなと思いつつ、ビール片手にしばしまったり。しばらくして帰ってきたと思ったら、「洗い場が狭くて、３人分くらいしか無かった」との事。ちょっと考えて行くのを止める事にした。 やがて日も沈み、辺りが薄暗くなってきた。コンビニで買い出してきたレトルトのご飯を温め、ウィンナーをフライパンで炒める。ウィンナーは炒めるときに油が要らないし、既に味が付いているし、コッヘルもあまり汚れないから後始末も楽。という訳で、最近のキャンプはこのパターンの夕食が多い。勿論おかずはそれだけではなく、あっさりとした物も欲しいのできゅうりとナスの浅漬けもメニューに加える。 夕食後は例によってビール片手に明日の予定を考え、午後８時過ぎには寝てしまった。 |
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