2000年の南東北ツーリング旅日記です。 | |
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2000年 東北ツーリング8月17日朝8時頃、2人に挨拶して胎内平を出発、R290号線を南下。交通量も少なく快調に走行。新発田市を抜けて更に南下、安田町にてR49へ。阿賀川沿いを淡々と東へ向かい、津川町からR459へ。このR459もなかなか狭い道で、「本当に国道かよ?」というような道が続く。途中、「豊見」(←この字だったか記憶があいまい(^_^;))と言う駅の前にある東屋でしばし休憩。相変わらず天気が良いので、日陰でゆっくり休みたかったのである。
丁度タバコを切らせてたので、近くのタバコ屋さんの自販機で買おうとしたら、「兄さんタバコを吸うのかね? だったらライターあげるよ」と店のオバちゃんにライターをいただいてしまった。ちょっと驚いたが、こういう地元の方との出会いや他愛の無い会話がツーリングの楽しさのひとつなんだよね。 30分以上の休憩を終え、出発。R459をひたすら東進する。喜多方市を通過し、再び裏磐梯へ。道の駅裏磐梯で昼食を取り、掲示板とメールチェックを済ませて今日の予定の再検討。今日は宿にしようと思い、初日にキャンプ場のパンフを貰った観光案内所で宿情報をGETすべく向かった。 観光案内所に入って宿の事を聞いたら、ここでは宿の案内はしていないと言う。2件ほど隣に宿泊案内所があるから、そこへ行って欲しいと言う。しょうがないので行ってみると、閉まっているじゃんか・・・(-.-;) 「さて、どうすべぇか」としばらく考え、初日と同じ早稲沢キャンプ場へ行く事にした。どんな所かわかっているし、キャンプ場としては高いけど宿よりはずっと安いし。 現地に着いてみると、初日の時よりキャンパーがとても少なかった。お盆を過ぎたせいなのかな? とにかく私にとってはありがたい。空はだいぶ曇ってきているが、とりあえず日陰になるところにテントを設営。少し離れたところに2人用くらいのドームテントがひとつ。ライダーらしいが、バイクは見当たらない。買出しにでも行ってるのかな? しばらくしたら、雨が降り始めてきた。「やれやれ、カッパを着て買出しかな。」等と思っていたら、程なくして上がった。この間に買出しでもしようかとトラにネットを付ける。カッパはどうしようか考えたがさっきの雨は通り雨みたいだったし、これから向かう方向は空が明るかったので、持たずに行く事にした。・・・が、これが失敗だった。 国道沿いにあるコンビニに向かう途中で雨がポツポツ降って来たのだが、「たいした事は無いだろう」とたかをくくっていた。ところが、買い物を済ませてコンビニの外に出てみると・・・大雨(T_T) 店内にUターンして、もしかしたら安いカッパがあるかも・・・と探してみるが、無い。ここで腹をくくった。メットをかぶりグローブをはめて、酒と食料をくくりつけて土砂降りの中をカッパ無しで走り始める。 当然、ものの1分で体の前面はびしょ濡れ。やがてパンツの中に雨が染みてくる。この感触を味わうのは何年ぶりだろう・・・なんて考えてる場合じゃない! 慌ててキャンプ場へ戻る。が、キャンプ場に戻る頃にはすっかり小雨。買出しのタイミングが悪すぎた・・・。 すぐにテントの中に潜り込み、着替える。外は曇っているし干しても乾くわけ無いので、濡れてしまった服はそのまま放っておく事にした。やれやれ、着替えを多めに持ってきていてよかった。 ビールを傾けながらまったりしていると、カップルライダーが一組やってきた。そして、他のキャンパーからかなり離れたサイトにテント設営。二人だけの時間が欲しいのはよ〜〜〜くわかるし、別にそれはそれで良いんだけど、ノーヘルタンデムでキャンプ場内を徐行せずに走り回るのは勘弁して欲しい。場内探索したけりゃ歩いてしろっての! まったく・・・。 カップルとかグループだと、自分達で囲い込んでしまって周囲への気配りが全くできなくなる事が多い。その良い見本だな。きっとソロツーリングなんてほとんどした事の無い人達なんだろうな。彼らを反面教師にして、自分も気をつけなくては・・・。 この夜は、ウィンナー+浅漬け+ご飯。いつものパターンだな(^_^;) 夕食を済ませたあたりからまた雨がぽつぽつ降り始めたので、テント内に避難。TMを眺め、2本目のビールを傾けつつ今回のツーリングの軌跡を振り返る。 8月18日いよいよ最終日。今日は自宅までひたすら移動するだけだ。ゆっくりテントを畳み、8時過ぎに出発。昨日雨でぬらしてしまったウェア類は、コンビニ袋に入れてそのままパニアに入れてしまった。猪苗代磐梯高原ICから磐越道へ。後はひたすら北陸道→上信越道→長野道→中央道をひた走る。行きもそうだったが、単調なので退屈。できたら行き帰りとも下道使いたいところだが、時間に余裕の無いサラリーマンの悲しさか。高速使わなければ目的にしている現地にいられる時間が極端に少なくなるし、行ける所も限られてしまうしね。 午後4時過ぎ、無事帰宅。今年は北海道に行けなかったが、それでも十分楽しめた。次に東北へ行けるのはいつになるかわからないが、是非行きたいところである。 |
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