キャンプ旅に行こう 2004年の夏に2泊3日で東北へドライブした時の旅日記です。
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2004年 東北の旅

8月2日

6時に目が覚める。気温は結構下がっているらしく、肌寒いくらい。今回は嵩張っても問題ないので少々厚手の封筒型シュラフを使ったのだが、ちょうど良いくらい。目が覚めたとは言うものの、温かいシュラフの中で少しの間ウトウトする。

早稲沢キャンプ場の朝テントの外に出るとTシャツではちょっと寒いが日が当たってくれば一気に気温が上がるだろうし、撤収で汗をかきそうなので重ね着はせずにそのままの格好でコーヒーを入れる。湖に目をやると、早朝から釣り人の姿が。ボートを持ち込んでいる人もいる。その様子を見ながらコーヒーをすする。

昨夜はツーリングライダーが一人いたんだけど、朝食も取らずに撤収を始め、6時半には出発していった。どうやらキャンプでは寝るだけと割り切っているような感じだった。

朝食用にカップラーメンを買っておいたんだけど、食欲が無く結局食べずじまい。

7時少し前に撤収を始め、7時45分に早稲沢キャンプ場を出発。今日は帰るだけとは言え、すぐに高速に乗るつもりは全く無かった。とりあえず、R459に出てをひたすら西へ。

このR459、地図を見てもらうと分かるんだけど、四国の400番台国道のようになかなか強烈です。道幅が車1台分なんて所が当たり前のようにあり(しかもつづら折れの急坂)、すれ違い不能箇所だらけです(^_^;) ちなみに喜多方市街地で標識の通りに進入したら、どう見ても路地裏にしか見えない道(道幅はもちろん車1台分)で、しかも工事で通行不可でした・・・。ナビを見てすぐに迂回できたから良いんだけど、これでバイクだったらちょっと戸惑ったかもしれないなぁ。

R459・宮古付近にてこのR459の喜多方以西も以前トランザルプで走った事がある(走る方向は逆だったけど)。で、山都町という所の山中に宮古という集落があるのだが、ここはTMを見ると32戸中13戸がお蕎麦屋さんと言う集落。結構ウマいらしいので、蕎麦でも食べようかなぁ・・・とも考えていたのだが、時間の余裕が少ない事と何件もあるそば屋が営業しているかどうかよくわからなかったので、残念ながらそのまま通過してしまったのでした。次の機会のお楽しみと言う事で・・・。ちなみに右の写真はR459の宮古付近。この道をダンプが往復していました(-_-;)

津川でR49に出て、西へ。三川の道の駅で昼食後、少し戻って県道17を西に向かおうとしたら工事で全面通行止め。しかも迂回路無し。

やむを得ずR290を三条方面に向かう事にしたが、この道がなかなか快調。特にR49から入ったすぐの部分は広大な田んぼの中を一直線に走っており、なおかつ交通量も少ない。その意味ではちょっと北海道ちっく(?)。五泉市の街中は道が狭くてR290も細かく曲がりくねっているが、それ以外の部分は走りやすい道だった。

結局、三条燕ICから高速に入った。上越JCTから上信越道に入るが、長い上り坂で愛車の弱点を露呈しながら必死で走る。交通の流れは100〜110km/h位で流れている。その流れに乗るのが至難の業どころか、ほぼ不可能だった。

上り坂だと5速ではアクセルを床まで踏み込んでも加速するどころか失速してくる。エアコンをオフにし、4速全開でやっと80〜90km/hを保っている有様。そんな状態で走っていれば当然燃費にも響いてくる。燃料系の針の落ち方が明らかに早い。高速を降りてから給油して燃費を計算したら13.67km/リットルまで落ち込んでいた。

午後6時半、無事帰宅。今日も何だかんだ言いながら結局移動に徹する一日になっちゃいました。非力な車に乗っていると、運転中に肩に変な力が入ってしまうらしく、肩がバキバキに凝ってしまいました(*_*)

二泊三日で東北は、なんだか走りっ放しに近い状態だったなぁというのが正直な感想。今回は三日間とも快晴に近かったのだが、強烈に暑かった事を考えると車で行って正解だったと思う。正直言って、バイクであの暑さの中を走り続けていたら熱中症になっていたかもしれないし、2泊3日でもかなり体力を消耗していたかも。

余談

今回は車だったという事で、「ゴミは全て持ち帰り」をやってみました。3日間で出たゴミの量は、下の写真の通りで、市町村指定の一般的なゴミ袋で2/3くらい。空き缶は潰さなかったのでもう少し体積は減らせると思うけど。しかし自分で言うのもなんだけど、正直言って期間の割に多すぎるような気がする。もっと少なくするように考えないといけないなぁ・・・。今後の検討課題かな。

今回の旅で出たゴミの量もしバイクだったら、これだけの量をどこかで捨ててきているはず。今までツーリング中に出たゴミの量なんてほとんど考えなかったけど、キャンプツーリングだとどうしてもゴミの量が増えてしまうし、特に長期のツーリングの場合持ち帰りが事実上不可能な以上、どこかで捨ててくるしかない。その一方でゴミは持ち帰りのキャンプ場が増えつつある。我々ツーリングライダーが何らかの声を上げる時期が来ているのかも。

もっとも、宿を使ったツーリングでも自分で直接出すゴミの量が少ないだけで、間接的に出していることには変わりは無いのかもしれないけどね。

ちなみに写真のゴミ袋は、鳴子町と岩出山町共通(多分)の燃えるゴミの袋で、プラスチック類が燃える時に出る塩化水素や有毒ガス等を吸着・固定化する働きがあるそうです(ゴミ袋に書かれていた説明書きを抜粋)。


■今日の走行距離 : 545.9km
■給油1回目 : 走行距離273.4km、給油量17.5L、燃費15.59km/L
■給油2回目 : 走行距離277.7km、給油量20.32L、燃費13.67km/L

■3日間の総走行距離 : 1553.2km

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