キャンプ旅に行こう 1998年の北海道ツーリング旅日記です。
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1998年北海道ツーリング

8月7日

朝食を簡単に済ませ、AM8時に出発。雑誌によると樽前荘が改装されたらしいので、ちょっと見ておこうかなと思い1年振りの北海道を堪能しつつ支笏湖に向かって走った。

樽前荘に着いてみると、部分改装だったらしく建物自体はあまりイメージは変わっていない(その後建て直されたみたい)。ただ前の駐車場は全面舗装になり、あの凄まじく汚かったトイレは綺麗に建て直されていた。

その後R235〜237の走り慣れた道を日高に向かい、沙流川キャンプ場でテントを張る。この時点でPM3時。う〜ん、早い。しかし、今日はもう走るつもりは無い。このキャンプ場を利用するのは3回目なのだが、今年は綺麗な車椅子対応の水洗トイレができていた。

広さの割にトイレが少ない所だったので結構な事だ。しかし、綺麗過ぎてちょっと浮いて見えたのも事実。まぁ木造なので時間が経てば馴染んでくるだろうが、今時のキャンパーはやっぱり家のトイレのように綺麗でなくちゃ我慢がならないんだろうねぇ・・・。私ゃトイレがあるだけ有難いと思うクチなんだけど。

隣にテントを張ったBAJAのライダーと道東方面の情報収集を兼ねてお喋りをするが、あまり天気は良くないようだ。今年もカッパの手放せないツーリングになりそうだ。PM6時に夕食。その後、ビールを飲みながら明日の予定を考える。

8月8日

今日の朝は快晴っ(結局まともに晴れたのは朝だけだった)。レトルトお粥で朝食を済ませ、AM7:30に出発。R274で士幌に出てR273を大雪湖へ向かう。峠越えの度に雨に降られ、PM1時前に「道の駅おんねゆ」に到着。

一服していると、女性ライダーから突然「からくり時計を見ないんですか? もうすぐ時報ですよ。」と言われ、初めて大からくり時計の存在を知った(後でツーリングマップルを見たら書いてあった…お恥ずかしい)。時報と同時に沢山の人形(?)が踊りだし、すごいとは思ったが…正直な所、一度見れば十分と思った。見てみたいと思われた方は時間を見計らって行ってみて下さい。

今年は1日あたりの走行距離がやたら短いなぁと思いつつも、結局近くのつつじ公園キャンプ場に早々とテントを設営。すぐ後にやってきたTT−Rのライダーに「Sライダーですねぇ」と言われてしまった…。お互い様じゃない? その後、荷物満載のモンキーの女性2人組がやってきて少し話をするが、また出発していった。まだ午後2時過ぎなんだから当たり前か。

時間がたっぷり余っているので「チェーンに給油でもするか」と思い、トランザルプのセンタースタンドを立てようとした瞬間、手と足を同時に滑らせて車体が右にグラッと傾く。「ああっ!やってしまったっ!」と思った時は既に遅し。奮闘むなしくわが愛車はおねんねしてました。被害はブレーキレバーが少し曲がり、カウルに傷がついた程度だが、3年間一度も倒した事が無かっただけにショックでした…。

気を取り直した所でTM(ツーリングマップルの略。以下同様。)にも載っている公衆温泉「いずほ」へ行き(2003年10月末で閉館したとの事)入浴を済ませ、散歩がてら周辺をぶらぶら。キャンプ場に戻ってみると、テントが数張り増えていた。

夕方になり、コンビニで買ったマーボドーフを飯にぶっかけて夕食とする。就寝までの時間は例によってTMをめくりながらビールを飲んで「明日はどっちに行こうかな〜」。等と考えて過ごす。


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