キャンプ旅に行こう 1998年の北海道ツーリング旅日記です。
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1998年 北海道ツーリング

8月9日

朝4時半、テントに雨の当たる音で目を覚ます。「雨の中でテントを畳むのかよぉ〜」と思ったが、朝食を取るうちに小降りになったので速攻でテントを撤収し、7時過ぎに出発。雨&ド濃霧の美幌峠を越えるが、ただでさえ前が見えにくい上にシールドと眼鏡がダブルで曇って怖いのなんの。こーゆー時って眼鏡ライダーはほんとに困るんだよね。

R391〜244を走って斜里町のホクレンにて給油。ここでも例の旗をくれなかった。今年は自己申告制なのか?

天気が悪いので知床峠をパスして標津へ。雨も上がり快調に飛ばすが、寒いっっ。体中が硬直するし、トイレは近くなるしでいや〜参った。コンビニを見つける度にトイレ休憩という有様。そんでもって体を温めようとお茶や缶コーヒーを飲むもんだから、利尿作用で同じ事の繰り返し。分かっちゃいるんだけど…。

PM3時頃、中標津の緑ヶ丘森林公園キャンプ場に到着。料金を払い、連泊ライダー達が固まっているサイトの隅っこにテントを張る。ここはバイクに限ってサイトに乗り入れられる。本当に有難いと思うのだが、隣は団体様がいて夜は結構騒がしそうだ。テント設営後一服し、セイコーマートへ買い出しに行く。

買出しから帰ってきてみると、TRX氏がやって来ていた。ところが、下が土でスタンドは立てられないし近くに敷物になる板や石が無くて困っていたので隣人として当然手助けをする。ライダーの皆さん、困っているライダーやチャリダーを見掛けたら出来るだけ手助けしましょう。「情けは他人(ひと)の為ならず、巡り巡って己(おのれ)の為」です。

PM5:30、ビール片手に早めに夕食。食後にシャワー(5分100円)を浴び、PM9時就寝。隣サイトの団体様が大騒ぎしていたが、疲れからかすぐに爆睡してしまったらしく、気にならなかった。

8月10日

外に出てみると、夜中に雨が降ったのかテントが濡れていたが、今は日が差し込んできている。朝食後缶コーヒーを飲みながら30分程ボ〜っとし、TRX氏と話をしながらテントを撤収&パッキングする。出発後、TMでは「お勧めルート」になっている道道8〜123を走る(TMでは128になっている)。この道は交通量も極端に少なく、直線と緩いカーブが続く非常に気持ち良く走れる道だが、ライダーは1組しか会わなかった。

みんな国道しか走っていないのか? もったいないと思うのは俺だけか?

「そろそろ土産でも送るか…」道の駅・厚岸グルメパークへ行き、最近ほとんど食べられなくなった鯨関係の食品を自宅へ土産を贈る。その後R391〜241〜240〜38と走行し、音別町へ。ここから先は食料品店が全く無いらしいのでセイコーマートで食料を買出し後、音別駅前から道道241に入る。二俣から道道500に左折し今日の目的地、「YAMANONAKAカムイミンタラ」に到着(音別駅前からここまで20km以上ある)。

ここは以前から来てみたかったキャンプ場。全面牧草サイトでテントを張るとフカフカで非常に寝心地が良く、オーナー夫妻も気さくな良い人たち。旧霧里小校舎が管理棟兼ツーリストハウスとなっていて、中は漫画や小説などが壁一面に並べられている。多くのキャンパーは夕食後、就寝までここで過ごしていて、自分もそれに習う。

サイトでバカ騒ぎをするキャンパーがいないので、とても静かに過ごせる良いキャンプ場だ。ちなみに写真の両端が暗くなっていますが、これはカメラのせいです。多分。


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