キャンプ旅に行こう 1997年の北海道ツーリング旅日記です。
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1997年 北海道ツーリング

8月13日

今日は荷物を宿に置き、開陽台と知床方面に行くことにする。国道243から道道885号へ入る。途中先行するライダーにつられて裏摩周方面に入ってしまったが無事開陽台に到着、しかしほとんど雲の中で周囲は真っ白。展望もへったくれも無い状態で風と霧雨が強いのでさっさと駐車場に戻る。

駐車場で何とTLM220でツーリングしているライダー(しかも道外ナンバー)を発見。荷物は最小限にされていたが、それでも元々荷物を積む事など全く考えられていないバイクに良く積んだものだと感心させられるほど。

トライアルバイクに乗った事のある人はわかるだろうけど、スタンディング前提で設計されている為にシートが貧弱で、乗り始めるとすぐに尻が痛くなる。正直言ってロングツーリングにはまったく向いていないと思っていたので、正直言って「すげぇ」と思ってしまった。きっとこのライダーは鋼鉄の尻をしているに違いない。

国道335に出て知床へ向かう。深い霧の中をのろのろ登っていき知床パーキングに到着したが、当然羅臼岳など見えるわけは無い。今回でここに来るのは3回目なのだが、一度も羅臼岳を見た事が無い。天気に文句を言うわけにも行かないのですごすごとウトロへ降りる事にする。

ウトロまで降りると天気が回復してきたせいか温かくなってきた。すっかり観光地化してしまったオシンコシンの滝はトイレ休憩しただけでとっととパスし、斜里町へ。途中チャリダーと一服したが、「チャリだとなかなか北海道の内陸に入っていけない」と言っていた。その後国道391を走って弟子屈町に戻り、自分の部屋で旅日記を書いたりテレビを見てゴロゴロと過ごす。

8月14日

宿を出発し、雨と濃霧の美幌峠を超えて国道333を西へ向かう。この道は特に見所が無いせいかほとんどライダーを見かけなかった。実際自分もただ通過しただけ。

その後湧別に出て国道273を上川へ向かう。途中、滝上トンネル横のキャンプ場にテントを張ろうかと思ったが車の音がやかましいし、人が少なすぎて夜もあまり雰囲気がよくなさそう。

ちょっと考えて、時間的に早い事もあって結局今夜の宿泊地は「ち炉りん村」に決定。ライダーハウスにしようかと思ったが、天気もよさそうだったのでキャンプにした。

このキャンプ場はオーナー夫妻が気さくな方で、居心地が良かった。コンビにも近くにあって買出しにも便利。五右衛門風呂もあるのだが、薪代は別と言う事で今回はパスした。

この夜、近所にテントを張ったライダーと酒を飲みながら盛り上がり、楽しく過ごす事ができた。ちなみに写真中央の方は漏電するゼファー1100で北海道ツーリングをしているとの事。両側の人達は東北に住んでいる方たちで、連休が4日もあれば北海道ツーリングができると言う。う、羨ましい…。


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