キャンプ旅に行こう 1997年の北海道ツーリング旅日記です。
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1997年 北海道ツーリング

8月15日

朝食後、昨夜の人達と喋りながらパッキングし、朝8時頃出発。旭川市内をパスしようと思ったが、パスする道を通り過ぎてしまった為に結局一番混雑するロータリーを通る羽目になってしまった。

国道237号線を南下し、上富良野の日の出ラベンダー園に立ち寄ったが既に時期が過ぎていたので全部刈り取られていた。次に麓郷の森に行くが、バイクでさえ止める場所探しに苦労するほどの込みよう。ちょっと見て回ったが、「北の国から」自体をほとんど見ていなかったりするので、「ふ〜ん、こんなもんか」と思っただけだった。

この日は日高の沙流川キャンプ場でキャンプ。夜は10人くらいのライダー&チャリダーが集まって宴会。色々な話題で盛り上ったのは言うまでも無い。

8月16日

今日もここに連泊。出発する人達を見送った後、自宅へ土産を送るのを兼ねて夕張へ向かう。途中、「幸せの黄色いハンカチ思い出広場」を見学後、「石炭の歴史村」へ行くが、入場料が高いのに驚いて(確か3500円くらいだったと思う)、すごすごと戻る。

キャンプ場に戻る途中の商店でお約束の夕張メロンを購入、自宅へ送る。店の親父いわく、「明日だったらもっと安くできるんだけどねぇ〜」。お盆を過ぎるとかなり値下げできるらしい。バッドタイミングだが仕方ない。

日高へ戻る途中、「樹海庵」というラーメン屋にて樹海ラーメンを食す。隣のスタンドのおっちゃんが妙に薦めるので、つい・・・。スープが黒っぽいのに少し驚いたが、食べてみると結構ウマかった。味の好みは人それぞれだけど、機会があったら行ってみてください。

キャンプ場に戻ってみると周囲はすべてファミリーで、ライダーは自分一人だった。暇だったのでビールを飲みながらゴロゴロしていると、午後3時頃になって一人のライダーがやってきてキャンプ場内をバイクでうろうろ始めた。何周かした後に自分のテントと通路を挟んだ反対側に決めたようだ。乗っているバイクがエリミネーター250SEで、黒いメットに黒のジーンズ、茶色っぽいジャケットを着ていたのでその時点ではてっきり男だと思っていた。

「そろそろ飯の準備でも…」と思い始めたところでいきなり「あの〜、ライダーが4人いるから夕食を一緒に食べませんか?」との女性の声が。見ると先程のエリミネーターの女性ライダー、Tさんだった。二つ返事でOKし、その夜はハーレー乗りのアンちゃんとエリミネーター250LXに乗るアンちゃんと4人でBBQ大会となった。Tさんは中学校の教師をしているとの事で、学校の裏話を色々聞けて楽しかった。結局12時過ぎまで語り合った。


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