キャンプ旅に行こう 2002年の北海道ツーリング旅日記です。
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2002年 北海道ツーリング

8月1日

朝5時半起床、朝食はカップラーメンで済ませる。天気は霧だが、森の中のサイトなので時々ぽたぽたとテントに水滴が落ちてくる。しかし、撤収には支障が無さそうだ。

中標津緑ヶ丘公園にて。既にテントの中の荷物は全てパシコに積載が済んで、後はテントの撤収のみ。

Yさんとお喋りしつつ撤収作業。しかし湿気があって風が無いせいか、蚊が多い! 私の周りにはパッと見ただけでも10匹以上の蚊が飛び回っている。ひぇぇ〜(((((((ノ><)ノ 蚊を追い払いながらも何とか撤収完了。

朝7時半に中標津緑ケ丘公園キャンプ場を後にする。

昨日走ったR272を戻ってR335へ。知床方面に向かってひたすら北上するが、寒い。気温は電光掲示板の表示で15〜16℃。しかも濃霧でシールドがすぐに水滴だらけになって走りにくい事おびただしい。羅臼で休憩後、道道87を北上する。

20Kmほど走って瀬石温泉に到着。先客は1組のファミリーのみ。温泉そのものは満潮がこれからなのか過ぎて間が無いのか、周囲に海水が押し寄せていて入浴は難しい状態。小雨も降ってるし、写真を撮って退散する。

瀬石温泉はご覧の状態。無理して入ったとしてもぬるくてすぐに飛び出してた事でしょう。第一、これから満潮という時間だったら危険ですしねぇ。

更に1kmほど先の相泊に。道が終わる所まで行って写真を1枚撮り、少し戻って相泊温泉に。

温泉は駐車場のすぐ下だった。とりあえず降りて恐る恐る男湯の中を覗き込んでみるが、幸い先客は無し。湯船に手を入れてみたが、話に聞いていた通り熱めの湯であった。入ろうかどうしようか悩んだが、何しろその時点での格好が上が長袖シャツ+ベスト+ライディングジャケット+カッパ、下もジーンズにカッパ+ブーツカバーと言う状態で脱いだり着たりが非常に面倒に思ってしまい、パス。

隣の女湯も人の気配が感じられず、音もしない。一組のカップル旅行者も来ていたのだが、二人とも外にいて女性のほうも彼氏(?)以外と話をしていないようなので、女湯も無人と判断して温泉の写真を取る。それが下の写真。

道道87号終着点・・・と言うより、標識を見る限りは起点らしい。という事は、ここから先に道路を作る予定は無いと言う事。標識の数字が違うのは昔の道道番号か?

時間があったらここから先にも歩いて行ってみたかったな。
相泊温泉ですっ。見ての通り右が男湯、左が女湯。誰も入っていなかったので撮影できました。やっぱり入っておけばよかったかなぁと、ちょっと心残りです。

道道87を戻り、ひかりごけに立ち寄った後に知床峠へ向かった。

標高が高くなるにしたがって天気が良くなってくる。羅臼岳が見えるかも・・・と言う期待を持ちつつ更に標高を上げていくと、目の前に羅臼岳の雄姿が。4度目にして初めて見る事ができた。正直言って嬉しかったですよ。背景が曇り空というのが少し残念だったけど、パーキングで少しの間その姿を堪能。羅臼岳って形が良いんですよねぇ〜。粘り気の強い溶岩が火口から噴出して流れ出し、それが固まってまた溶岩が流れ出て・・・を繰り返されて現在の形が出来上がったそうだ。頂上には溶岩ドームもあるとか。

知床峠から羅臼岳を望む。知床峠4度目にしてようやく見ることができて嬉しかった。

ウトロ方面から来るライダーがカッパを着ていないのを見て、自分もさっさとカッパを脱いでパニアにしまい込む。

次に向かったのは知床五湖。駐車場が有料なのは仕方が無いと諦めていたが、実際の料金はバイクの場合は100円だったので大した出費ではなかった。

遊歩道をカメラ片手に早速歩き始める。周りはTシャツ姿の人が多かったので、重ね着してる自分がちょっと浮いているように感じないわけでもなかったが(^_^;)

今日はヒグマ出没の為に見られたのは一湖と二湖のみ。団体様がいなかったので、ゆっくり見る事ができた。湖としては結構小さかったけど、観光客が押し寄せる割には秘湖と言う感じが少しだけど残されていた。

知床五湖の一湖。湖と言うよりは大きな池と言った感じだったが、周囲に建物や道路が見えないせいか、秘湖という感じが少し残っていた。
こちらは二湖。周囲が森に囲まれてるせいか、一湖と違って鬱蒼とした感じ。このアングルだと湖と言うよりは「沼」という感じがしないでもない。

しかし、果たしていつまでこの雰囲気が残されているか・・・。木道以外は立ち入りが制限されているが、人が大勢やってくると言うだけでも環境は変化してしまうし。と言ってる自分もその1人。少なくとも「とって良いのは写真だけ、残して良いのは足跡だけ」を守って行きたいと改めて思う。

私が駐車場に戻ってくると同時に団体様がどやどやと向かっていった。危ない危ない。しかし、本格的な雨も同時に降り始めてきて、またカッパを着る羽目に(-_-;)

その後、ウトロに降りてR334を西へ。オシンコシンの滝を素通りして峰浜キャンプ場駐車場で休憩。ここは15分以内の休憩なら無料でそれ以降は有料ということだが、管理人さんのご好意でゆっくりと休憩させていただいた。キャンパーはワンボックスキャンパーで着ていた夫婦のみ。他は日帰りと思われる若者グループが走り回って大騒ぎしていた。着ていたカッパをここで脱ぎ、重ね着していた服も脱いで涼しい格好になって海を見ながらぼんやり。

今夜の宿泊地もここで考え、一昨日と同じ和琴半島湖畔キャンプ場へ向かった。到着してみると、一部のキャンパー以外はほとんど入れ替わっていた。夕食はキャンプ場内の売店で買ったもので済ませ、日記をUP。

夜になって風がかなり強くなってきた。屈斜路湖の波の音も大きくなってきた。外でペグを打つ音がしていたので外へ出てみると張り綱を張りなおしたり追加したりしている人が何人か。自分もテントのペグをとりあえず打ち直して再度就寝。風と波の音を聞きながら眠りについた。

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