キャンプ旅に行こう 2003年の九州・四国ツーリング旅日記です。
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2003年GW 九州・四国ツーリング

5月3日

今日は徳島県阿南市まで行く予定。昨年の例からして結構時間がかかりそうだったので、宿での朝食は朝7時からにしてもらっていた(ちょっと訳あって、朝食時間を私のほうで指定できたのだ)。

荷物は、朝食の為に部屋を出る時に荷物も持って出てパシコに積載しておいたので、朝食を終えてそのままチェックアウト。7時半、出発。

宿の前で暖気中〜。

ホテルの入口とフロントの入口が別で、夕食と朝食も食べる場所は別と言うちょっと変わったシステムの宿。最初は戸惑いましたが、今年で3回目の利用なのでそのあたりは手際よく済ませました。

昨年と同じく、交通量が少なくて調子良く走れるR33を東へ向かう。

で、いきなり立ち寄ったのが「上黒岩岩陰遺跡」。国道と川を挟んだ場所にあるんだけど、行ってみたら人影は無し。博物館らしきものもあるんだけど、時間が早かったせいかシャッターが閉まっていて見学不可。

遺跡自体は金網とシャッターで囲まれていて中に入る事はできなかったのだが、中を覗いてみても具体的に何が何の遺跡なのかよくわからなかったというのが本当の所。まぁ中が暗くてはっきり見えなかったという事もあるんだけど・・・。

博物館が開くまで待っていられないので、残念ながら立ち去るしかなかった。R33に戻って伊野町まで一気に走り、高知自動車道・伊野ICから南国ICまで走り、市街地をパス。

道の駅「南国」にてコーヒー&一服タイム。R32沿いにある道の駅だが、車でいっぱいで止める場所が無く仕方なく歩道にパシコを止める。

R32は交通量が非常に多く、道が広くて付近は緩いカーブしかないので無闇に飛ばしまくる車が多い。白バイも多い。私が休憩中にも2台は目の前を通過して行った。

しかし、一番飛ばしているのはその白バイだったりして(サイレン鳴らさず、パトライト未点灯)。何しろ道の駅にいたZX−9Rを始めとしたリッターバイクのライダーでさえ、「速えぇ〜〜〜〜」と思わず言ってしまう位の勢いと言えばわかるだろうか。その白バイ自身がスピード違反じゃないのかぁ?(ーー;)

日陰でしっかり休憩後、すぐ県道45に左折して市街地をショートカット、JR土讃線・「ごめん」駅(別に謝っている訳ではなく、そういう駅があるんです)の近くでR195へ入り、更に東へ。

途中、ライダーズイン「奥物部」の少し先にあるパーキングでトイレに1回立ち寄ったものの、それ以外は休憩無しで走り続ける。交通量は少なかったので快調。ツーリングライダーとは途中で何回もすれ違い、時々ピースサインも。北海道ではともかく、内地ではピースサインは少ないので結構嬉しい。

上那賀町まで一気に走り、長安口ダム資料館にて休憩。中に入り、ちょっと見学。「電気を作ってみよう」という自転車こぎの要領で発電を試せるコーナーがあったのでやってみた(^_^;)

「120W出るかな?」というような事が書かれていたのでチャレンジしてみたが・・・80Wが精一杯でした。

ペダルの回転数で発電量が決まるらしいんだが、ペダルが軽すぎ! 立ち漕ぎもできない位軽かったので、残念ながら120Wは達成できず(と、言い訳しておこう)。

長安口ダム資料館です。写真のすぐ左はダム湖で、ダム湖に張り出すような形になってます。
で、これにチャレンジしてみたわけです(^_^;)

ペダルを必死で漕ぐ姿は滑稽だったかも・・・。ちなみに館内には私ひとりでした。

R195をそのまま東進、県道19に入って道の駅「鷲の里」に着いたのは午後1時半。昨年より2時間は早く着いてしまった(^_^;) まぁ休憩が少なかったし、結構良いペースで走ることができたのが良かったみたい。

せっかく四国に来たんだから、うどんかかつおを食べようかぁと思い、ちょっと遅い昼食を取りに食堂へ。「てんぷらうどん」と「かつおたたき定食」のどっちにしようかちょっと悩む。

結果。700円vs1300円で、「てんぷらうどん」の勝ち〜。何故かって? 安いからです(^_^;)

やっぱり四国はうどんがウマい! 食感といいつゆといい、自宅で食べるのとは大違い。やっぱりうどんは四国で食べるのが一番ですなぁ〜。

昼食を済ませ、R195をひとっ走りして昨年も利用したビジネス旅館に行き、今晩の寝床を確保。でもまだ時間が早い。・・・という訳で、ちょっと近くをうろつく事にする。

TMを見ながらどこへ行こうかしばし考え、四国最東端の蒲生田岬に向かう事にした。以前、四国最西端の佐田岬は行っているし、ちょうど良い機会と思ったのだ。

県道24経由でR55に出て、県道26→県道200を東へ。しかし、この県道200と、その先が大変だった。

所々普通車1台分の道幅になって、前から車が来るとこちらがバイクでもすれ違い不可能という場所が結構あるのだ。更に先に進んでいくと、道路状態は更に悪化。路面は一応舗装されてはいるんだが、コンクリート舗装がボロボロで剥がれてガレている場所や砂や土が路面にいっぱいある場所も多数ある。早い話がほとんど林道なのだ。しかもつづら折れのカーブもあり、対向車も頻繁に来る。

原付や小排気量車・オフ車ならともかく、パシコのようなオンロード重量車にはキツイの一言! しかも荷物満載だしタイヤは減っちゃってるし・・・。

対向車が来るたびに脇によけるのだが、雑草で道の端がはっきりしない上に路肩はガレている場所が多く、ガードレールも無い場所が多い。何度冷や汗をかいた事か。路肩と対向車の隙間がパシコの車幅ぎりぎりという状態ですれ違ったり・・・。

蒲生田岬に向かう道はこんな感じ。コンクリート舗装はボロボロで、ほとんど林道状態。この写真より路面状況の悪い場所も多々あり。私が行った時はタイミング悪く、こういう場所で対向車が次から次へと・・・。

中大排気量のロードバイクで行こうと思っている方、覚悟して行ってくださいね(^_^;)

ちなみに左と下の写真は、帰りに写しました。行き(写真では向こう側から走ってきました)はさすがに余裕が無くて、走るのがやっとでしたので。
上のダート(?)を抜けると、いきなり視界が広がります。

こういうフラットダートならパシコでも快調に走る事ができます。もっとも私には時速40km+αがせいぜいですが(^_^;)

いやぁ〜、はっきり言って泣きが入りそうでした。マジで。

何はともあれ幾多の苦難を乗り越えて、ようやく蒲生田岬駐車場に到着。

やっと蒲生田岬駐車場に到着しました。疲れたぁ〜・・・。

早速灯台方面に歩き始める。海岸の磯場に沿って遊歩道があり、海を眺めながら歩く。途中、黄色い花が咲き誇っているの広場があったりしてなかなかの場所。海岸は岩場になっていて、ダイバーの姿も見られた。でも、漂着ゴミがちらほら見られたのが残念。

で、その遊歩道を歩いた先には、長くて急な階段が・・・。それを見上げたら、そのまま後ろにひっくり返りそうになりましたよ。

灯台へ向かう遊歩道。

のんびりお散歩するには良い場所ですな。
遊歩道脇にはこんな広場も。水を確保しておけば、キャンプするにはもってこいかも。
この階段を延々登って行ったわけです。運動不足の身にはキツイの一言。

しかしここで引き返すのも癪なので、えっちらおっちらと登り始める。なんか今回のツーリングは、行った先で急な階段や坂を登ることが多いような気が(ーー;)

汗だくになりつつ、やっと灯台の下に到着。もちろん途中で休み休みだった事は言うまでもありませんです、はい。

岬からの眺めはなかなか。ここの灯台は無人で比較的小型。階段もある。という訳で上って写真を撮り、しばし景色を堪能する。

蒲生田岬の灯台。この形だと光が一方向にしか出ないのだが、こういう形の灯台を見るのは初めてでした。
灯台に登ってパチリ。海を眺めてぼんやりするには良い場所。人も少ないしね。
下を見るとこんな感じ。水が結構綺麗でダイバーがいるのも納得。

帰りも来た道を戻っていったのだが、幸い対向車が少なかったので着た時ほど苦労はしませんでした。

そうそう蒲生田岬の少し手前に、最新版TMにも載っていない、おそらく四国最東端の温泉があります。最近できたらしい結構大きな温泉施設で、広い駐車場もあります。私は今回は入りませんでしたが、興味のある方は行かれてみては? ただし行く途中の道路は幅がとても狭いので、バイクでも車でも注意して行って下さいね。

その後は来た道を戻って、今夜のねぐらに戻って本日の走行は終了。早速風呂に入ってすっきりさっぱりし、風呂上りのビールをグビグビぷはぁ〜。

明日は自宅に向かってひたすら高速を走るだけか・・・あ〜ぁ。ニュースによると、高速の渋滞は明日がピークなどと言っている。正直言って気が重い。明日も早めにチェックアウトしないとなぁ。

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