キャンプ旅に行こう 2003年の北海道ツーリング旅日記です。
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2003年 北海道ツーリング

7月29日

朝は携帯の自動電源ONの音で目が覚めるはずだった。しかし目が覚めたのはオートキャンパーのドアを開け閉めする音だった(-_-;) しかも朝5時。早起きは誠に結構なことなんだけど・・・。キャンピングカーならともかく、普通のミニバンの場合はスライドドアの開け閉めは結構大きな音がするんだよねぇ。

目が覚めてしまったのは仕方が無いから渋々起きだし、朝食の準備。朝食と言ってもカップ麺だから湯を沸かせば済む。ものの15分で朝食完了。

しばらく缶コーヒーを飲みながら一服し、撤収開始。朝7時50分、美深アイランドキャンプ場を出発。

今日はとりあえずオホーツク海沿いに出て東に向かうつもり。という訳で、昨日トロッコ王国と松山湿原に行く時に通った道道49号に再び入る。

まだ朝と言うこともあって、交通量はほとんど無い。美深峠を快調に通過し、上幌内峠に入るT字路を右折。後ろにレガシィが付いて車間を詰めてくるのでこちらもちょっとペースアップ。

ついて来るかと思ったら、コーナー二つでミラーの中で米粒になってしまっていた。その後も時々ミラーを見ていたら、直線では頑張っているらしいがコーナーでついて来られないらしい。う〜む。

R238に出てしばらく東に向かって興部の道の駅でトイレ&一服。列車を利用した無料宿泊施設を見てみた。2両編成で1両はテーブルと椅子があって休憩&飲食専用、残りの1両は床の1段高い部分に畳が敷かれていて宿泊専用。こちらは普段は鍵がかかっていて利用時は道の駅の職員に申し出ると言う形になっている。

興部の市街地近辺にはキャンプ場が無いから、雨の時は重宝するかもしれないなぁ。でも、荷物の管理に神経を使いそう。キャンプなら布1〜2枚とは言え荷物を他人の視線から隠す事ができるけど、ライダーハウスの場合は荷物がむき出しになるからねぇ・・・。

再びR238に戻って東へ。湧別から道道656に入り、三里浜へ。一昨年、反対側の砂州のワッカ原生花園に行ったので今回は反対側というわけだが、こちら側は砂州先端のキャンプ場近くまで民家などの建物があって、ワッカ原生花園側とは趣が全然違う。観光で訪れる人もちらほら。展望台に上がってみたが海とサロマ湖が見える意外は特にこれと言ったものも無いのですぐに出発。

サロマ湖の西側砂洲は、このキャンプ場入口にある駐車場が終点。すぐ横に展望台あり。ワッカ原生花園と違ってあっけなく来られてしまうので、先端まで来たっと言う実感は全く無し。

海沿いの堤防には壁画と言うか彫刻が埋め込まれていました。

次に向かったのは「サンゴ岬」と言うところ。ツーリングマップルには載っていないのだが、サロマ湖の西の端っこに川が流れ込んでいる所があり、そこに湿原の印があります(TM最新版を持っている方は確認してみてくださいね)。

道は途中からダートになるんだけど、特に砂利が敷かれている訳でもなく路面は硬くしまっているので、ロードバイクでも特に問題はないでしょう。

ここは「アッケシソウ」という植物が群生している所・・・といえば、「風雨来記」というゲームをプレイした事のある方はお分かりですね。そう、そこです(^_^;)

一応群生している所までは歩いていけるのだが、歩行不可能な部分に小さな吊橋がある以外は歩道は特に整備されていないので少々歩きにくい。あいにく時期が悪くてよく見ないとアッケシソウは他の草に埋もれていてわかりにくいのだが、秋になると赤く色づいてとても綺麗なのだそう。その赤がサンゴのようだと言うことから別名サンゴ草と言われるらしい。一度秋にきて見てみたいものだ。

左上:ダートと言ってもこんなレベルですので、ロードバイクの人でも飛ばさなければ大丈夫。
右上:橋の先は遊歩道や木道はありません。変に湿地に近づかないように注意です。
左下:鶴沼の周りがアッケシ草群落になっています。沼の周りは立ち入り禁止区域です。
右下:茎の周りに直接葉っぱが付いているようになっているのがアッケシ草です。秋になると綺麗に赤く染まるのだとか。

R238に戻ってさらに東へ。能取湖を半周したところから道道76を能取崎方面へ。TMでは「ダート残る」などと書かれていたのでちょっと心配だったが、幸い硬く締まったダートだったので何とか通過できました。しかし乾ききっていて埃がすごく、対向車が来ない事を祈りつつ走っていると・・・そういう時に限ってダンプとすれ違うんだよねぇ。げほげほげほっ!

能取崎は結構観光地化されているようで、観光バスが2〜3台止まっていた。岬先端は断崖絶壁。アンケートにここで泳ぐとか言うのがあったんだけど・・・無理ですな、こりゃ。

左:駐車場脇の牧場では、道産子と牛達がのんびりと過ごしています。
右:道産子達が一列縦隊で土煙を立てて疾走中。何をしているんだろ?
能取崎です。断崖絶壁の下は浅い部分が結構広がっているので泳ごうと思えば泳げそうですが・・・。

下に降りていく道ってあるのかな?

TMに載っていたここの写真と同じアングルで写真を一発・・・と思ったんだけど、あの写真はかなりの広角レンズを使って写したようで、私のカメラだとどうしても左側に看板が入ってしまう。とりあえず、看板が入らないように写真を2枚撮ったので、帰ったら合成してみよう(^_^;)

・・・と言う訳で、合成してみました(^_^;) 空が一面の曇り空と言う事もあって、TMの写真のような鮮やかな写真は無理でした。

能取崎を後にしてからは網走を抜けて道道102に右折。晴れて景色が良かったので藻琴山パーキングで硫黄山方向に向けて写真を一発。手前の気が何となく良い感じ。

小清水峠を越えて弟子屈町へ降り、川湯と砂湯を素通りして和琴半島湖畔キャンプ場へ。ここで今夜の寝床を確保。今日はあまり混雑も無く、ライダーも少なめ。でも、虫が多かった・・・。私のテントにだけ虫がたかるのは、なじぇ?

こちらに来てからの気温は思ったほど寒くなく、最高気温は20℃〜22℃位で最低気温はわかりませんが15℃くらいでしょうか。少し厚着をしていれば寒くてどうしようもないと言うことはありません。天気も今日は晴れ間が広がって気持ち良かったです。

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