キャンプ旅に行こう 2007年夏・北海道旅日記です。
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2007年夏 北海道の旅

8月14日 その2

根室でR44に入り、R243→R244を北上する。次の目的地は風蓮湖。

風蓮湖

風蓮湖は根室市と別海町にまたがる汽水湖で、白鳥等の水鳥の飛来地でもある。まぁ8月はさすがに白鳥の季節ではないのだが。

汽水湖なので海と繋がっているのだが、サロマ湖同様海との境目は長い砂嘴(さし)になっている。北西側の砂嘴は先端まで行けるとの事なので、ちょいと立ち寄ってみた。

R244から道道475に右折し、しばらく走って左に伸びる道に入る。しばらく走ると道はコンクリート舗装になり、路面には所々多量の砂が積もっている状態になる。調子に乗って飛ばしていると、特にロードバイクの場合は大慌てする事になるので要注意。

時々砂にタイヤを取られつつ進むと、やがて前方にテトラポッドが積み上げられている場所にたどり着き、コンクリート舗装もそこで終了する。ここが風蓮湖北西側砂嘴の先端だ。

特に何があるという訳ではない。右側には風蓮湖、左側にはオホーツク海が広がっているだけ。人の気配はほとんど無く、風と波の音があるだけの場所。

テトラポッドが多数積み上げられているので、大自然を感じる・・・というわけでもないのだが、こういう所で何も考えずにぼぉ〜っとしているのは個人的に大好きなんです(^_^;)

写真を何枚か撮った後、ボケっとしていると一台のバイクの音が。見るとCB750に乗ったライダー氏がやって来た。

こんな辺鄙な所であったのも何かの縁・・・という訳でもないのだが、しばし談笑。神奈川県からやって来たというその人は、北海道を一周してきたのだそうだ。ここ数日の暑さにはやっぱり閉口したそうで、昨夜泊まった宿はエアコンはもちろん扇風機も無かったとの事で、非常に寝苦しかったそうだ(^_^;)

CB750氏はもう少しここにいるとの事で、ここで別れる。



R224に戻り、北上。セイコーマートでコーヒー休憩後、道道363〜道道8を経由して中標津町へ。今日のキャンプ地は勝手知ったる(?)中標津緑ヶ丘森林公園キャンプ場だ。蚊が多いのが難点だけど、あまり奥地へテントを張らないようにして、後は薬品(虫除けスプレー&電池式蚊取り)で対策すれば何とかなるだろうと判断。

キャンプ場のライダー専用サイトは、ツーリングライダーのテントが沢山張られていた。とりあえず出入り口に程近い少し開けた感じの場所に設営場所を定め、テント設営。新しく買ったコールマンテントのデビューと相成ったのでした。

試し張りもせずにいきなりの本番だが、吊り下げ式だし取扱説明書を一通り見ただけで難なく設営完了。噴出す汗を拭いながら一服後、買出し&給油に出かける。

しかし、給油時にスタンド店員が誤ってガソリンを溢れさせてしまった。おいおい勘弁してくれよ・・・こぼれた分のガソリン代もこっち持ちなんだからさ・・・。ぶつぶつぶつ。

夜は一般サイトで若者どもの奇声が響いていたが、それもやがて止んで比較的静かな中で眠りに付いたのでした。

実はここで顎の裏側を蚊に刺されてしまった。さすがに北海道の蚊はパワーが違う。顎の下がぷっくりと腫れ上がってしまい、完治したのは9月の中旬でした(汗)。

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