キャンプ旅に行こう 2007年夏・北海道旅日記です。
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2007年夏 北海道の旅

8月17日

昨夜は知らないうちに雨が降ったようだ。起きて外に出てみると、雨は上がっていたもののスカブにはしっかり水滴が付いていた。嫌な予感がする・・・。

イグニッションをONにしてみると、案の定FI警告灯が。非っ常〜にヤバイ・・・。昨夜イグニッション周りにテープか何か張っておけば良かったと思ったが、既に手遅れ。

何はともあれ、名寄か紋別までスカブを持っていかないと、どうにもならない。

(右写真はFI警告灯が点灯している最中。ちょっと分かりにくいですが、スピードメーターの下に「FI」と表示されてます。スピードメーター右側下段の一番左側の警告灯がシャッタータイミングの関係で消えているように見えますが、実際は点滅しています。)

そこに救いの手が。同宿のレンタカーの女性が、同行のライダー氏と共に名寄に方面に行くという。乗っているレンタカーは名寄で借りたので、レンタカー屋の場所も知っていると言う。藁にもすがる思いで同乗させていただく事に。

とりあえずスカブは宿に置きっ放しにして、車一台&バイク一台で名寄に向かう。

名寄に向かう途中でいろいろ話をしたのだが、レンタカーの彼女は同行のライダー氏とはカップルではなく、偶然途中で知り合ったのだそうだ。たまたま行きたい所が同じだったので一緒に旅をしているのだとか。

正直言って羨ましい限りである。私も長年一人旅をしているが、こういうケースなど一度も無いなぁ。二人は住んでいる所がそれほど離れていないようなので、今後も二人の関係は発展していくような気がする。私の勝手な予想だけど。

何はともあれ、名寄に到着。とりあえず最初は名寄駅の駅レンタカーで軽トラックを借りられるか聞いてみたが、残念ながら無いという。仕方が無いのでT社レンタカーへ。軽を作っていないメーカーのレンタカー屋なのであるが、一応ラインナップに軽トラがあるという。

・・・んが、軽トラは現在貸し出し中との事(-_-;)

で、結局借りたのはダイナ。1.5トン積みのトラックである。トラックと言っても普通免許で運転できるし、車体の大きさもたいした事は無い。ミッションはマニュアルシフトであるが、私には全然問題ない。これでも大型免許を一応持ってるし。とりあえず6時間契約でレンタル手続きを済ませる。

トラブル中の自分のバイクを市内のバイクショップまで運びたい旨も申し出て、積み込み用の板数枚と固定用ロープも借りる。低床荷台ではない普通の平ボディのトラックなので積載に苦労する事が予想できたが、今はそんな事は言ってられない。訪問予定のバイクショップの場所も教えていただいた。

それからレンタカーの彼女さん、手続き中に出て行かれてしまったので満足なお礼も言えず、すみませんでした。しかし、本当に助かりました。感謝しています。

手続き完了後、トラックを運転して西興部にとんぼ返り。写真を見ての通り、名寄を出ると宿まではず〜っとこんな感じ。名寄まで脱出(?)しないと、どうにもならないのがお分かりになるのではないかと・・・。

宿まで戻り、さっそくスカブ積み込み作業に取り掛かる。

最初は駐車場での積載を試みたが・・・荷台が高いのでスロープが急になりすぎ、荷台までスカブを押し上げる事ができない。厚さ4センチ程度の木の板なのでスカブの重さでしなってしまい、更に坂が急になってしまうのだ。

一度は危うくスカブをスロープの途中で倒しそうになり、満身の力を込めて立て直したりも。もしこの時にスカブをスロープから落としてたら、えらい事になっている所だった(滝汗)。

ゼェゼェと肩で息をしながら少し休む。段差を利用して坂を緩やかにしないと積めない事をようやく悟り、周囲を見渡してみると・・・校庭の端っこに、道路から入って行けるようになっている坂があるのに気が付いた。雑草に埋もれていて気が付かなかった。

ダイナをバックでその坂の下に移動させ積載を試みようとしたら、隣のキノコ工場の方と思われるおじさんが出てきて、手伝ってくれた。涙が出そうなくらいありがたいとはまさにこの事。しかも固定まで手伝って頂き、非常に助かりましたっ!! トラブルの最中は、こうした事が非常に心に沁みるんですよねぇ。

とりあえずようやく西興部から脱出できる。宿を後にし、時々荷台のスカブの様子に目をやりつつ、名寄へひた走る。

とりあえずレンタカー屋で貰った地図を見ながらバイクショップに到着。スタッフの方に事情を話して見てもらうが・・・この時点では症状が出なかったので、原因特定が困難な状態。キーにアルミホイルを巻くと症状が再現できる事も伝える。

見てもらっている間にトラックを軽油満タンにして、レンタカー屋に返却。

バイクショップに戻るとスカブはサービス工場内に持ち込まれていて、ビニールが布テープで貼り付けられていた。話によると、やはりキーと車体の間の通信がうまくいっていないようで、キー穴周辺が濡れないようにすればとりあえず走る事ができそうとの事。

・・・という訳で、右写真のようになりました(^_^;)

この時点で既に午後4時過ぎ。上富良野の宿に泊まるつもりであったが、この時間からでは・・・。やむを得ずキャンセルの電話をし、このバイクショップ近くのビジネスホテルに泊まる事になりました。

まったりしていた訳ではないのに、一日がかりで西興部から名寄に移動しただけ・・・という非常に疲れた一日でした。

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