キャンプ旅に行こう 2005年の北海道ツーリング旅日記です。
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2005年 北海道ツーリング

8月10日

釧路居酒屋宴会で一緒だったおとうと同宿だったので、朝食を一緒に食べる。おとうは再び上士幌に戻るとの事(^_^;)

朝8時ちょっと前、釧路を出発。道道113〜142〜1128〜R44を経由してR272を北上する。

途中、上西春別と言うところで鉄道記念館に立ち寄る。昔ここを通っていた旧国鉄・標津線の資料を展示してあるところで、SLとラッセル車と気動車も展示されている。しばし鉄ヲタモードに入って周辺の路盤跡を探したりする。

西春別駅跡には鉄道記念館が建てられていました。中はこんな感じ。保線用の6人乗り小型気動車も展示されています。
西春別駅構内は一部残されており、写真の気動車の他にもD51やラッセル車等が保存されています。

ホーム自体は公園整備に伴って後から新たに作られたものみたいです。

その後は和琴湖畔キャンプ場に移動。またここにやって来たのは、洗濯のため。午後1時半には到着し、受付とテント設営をさっさと済ませ、シュラフを干し、洗濯に取り掛かる。

すると、見覚えのある人がバイクでやってきた。昨夜の宴会で一緒だった、ぶっちん姉さん。また会った事にお互い笑いつつ、タープ設営をお手伝い。その後ぶっちん姉さんは、水着に着替えて屈斜路湖を泳いで近くにある露天風呂に向かっていきました。

その夜は私とぶっちん姉さん、そして初北海道で初ソロキャンプツーリングというTさん(女性)と3人で夕食を取る。ぶっちん姉さんはキャンプツーリングの達人、そしてもう一人のTさんはキャンプ初心者、二人とも女性と言うことでいろんな話を聞けて楽しい夕食でした。

夕食後は、この和琴でヘルパーをしている人が借りているバンガロー内で長期連泊者の人達とささやかな宴会に参加。

もちろん大騒ぎなどは一切しない。理由は書かなくてもわかると思うので省略するけど皆きちんとマナーをわきまえている人達なので、静かながらも楽しい宴になりました。

8月11日

今日は和琴半島湖畔キャンプ場からキムアネップ岬キャンプ場まで移動するだけなので、距離的には大した事は無い。ゆっくり撤収しようかと思っていたんだけど、結局出発したのは8時といつもとほとんど同じ時間だった。

とりあえずR243を美幌峠に進路を取る。

峠はやっぱり霧・・・と言うか雲の中で、視界が10mあるかないかという状態なので慎重に通過する。で、峠を越えて標高が下がると空は晴れて、一気に快晴になった。暑い・・・(*_*)

で、その後どういうルートを走ったかと言うと・・・

まずR334を東に走って斜里に出て、斜里からR244を西に向かって道の駅・はなやか小清水で休憩、道道246を西に向かってから道道102経由でR244に戻って網走へ。博物館網走監獄を見学後に国道沿いのドライブインで昼食、キムアネップ岬へ・・・という普通の人にはまず理解できないであろうルートを取りました(^_^;) 理由は特に無いんですけど。

博物館網走監獄で1時間ほど見学。昔の囚人の様子や牢獄そのもの(移設されたものらしい)を見て回る。かなり過酷な労働を強いられていて、死者も数多かったようである。道路を開削したのであるが、当然重機なんて物は無いので未開の土地(と言うより樹海)を人海戦術で開削したりとか。今はもちろんそのような事は行われていないが・・・。

一例を挙げると、北見から旭川に抜けるR39がそう。この道はもともと強制労働によって開削された道なんですね。

牢獄も見て回るが、今のように二重サッシでもないし床と壁は板1枚。冬の寒さは半端ではなかったであろう事は容易に想像がつく。実際、解説看板によると「自分の吐いた息が布団を凍らせてしまう」のは当たり前だったようである。ストーブがあったとは言え、「無いよりはマシ」程度だったのだろう。

博物館の門をくぐると、もうひとつ門が。これが昔の網走刑務所の正門だったとの事。
刑務所内での作業の様子。もちろん写っているのは人形です。道路開削はもちろん、刑務所内での作業も厳しかったようです。

1時間ほどの見学を終わらせて駐車場に戻ると、自分のバイクのパニアケースが開いている!

・・・と思ったら、私のバイクの後ろにも同じ年式・同じ色・同じスクリーン・同じパニアケース・同じエンジンガードを装着したVストロームが止まっていた(@_@;)

まさか私以外で同じバイクを見るとは思っていなかったし、向こうも私のバイクを見て驚いたようでした(^_^;) 確かにこんなマイナーなバイク同士が遭遇のは珍しいとしか言いようがないからねぇ。

そんな訳で、Vストロームオーナー同士で思わず話し込んでしまいました。ちなみに某二輪メーカーの社員さんなんだそうです。さすがに会社に乗って行けないと言っておりました・・・そりゃそうだ。

ここまで仕様が同じだと、さすがに驚きました。ちなみに、右が私のVストロームです。

お互いの自己紹介をしてから、出発。

途中のドライブインで帆立ラーメンを食べた後、キムアネップへ。キャンプ場には既にれれ坊さんとみちのく一人旅さんが到着されていた。

荷運び用リヤカーに荷物を載せ、サイト内に荷物を運ぶが・・・事前情報通り、蚊が多い!! しかも内地の蚊よりデカイし、何だか色も違うんだけど(-_-;) 早速途中のホームセンターで買った腕用の防虫ネットを装着、全身に虫除けスプレーしまくる。

とりあえず到着組でサイト内を歩きながら設営場所を検討。キムアネップ岬キャンプ場は以前はサイト内にバイクを乗り入れできたらしいのだが、昨年あたりから二輪四輪問わず乗り入れ禁止になった(何かあったのかな?)。そのような訳で荷運びが楽な入口付近はキャンパーが多い。

・・・ので、他のキャンパーとはちょっと離れた奥の場所に設営場所を定める。何人かが集まってオフ会という事になると、他の人の迷惑にならないように自分達自身を隔離しなきゃならないからね。トイレも奥のほうが綺麗らしいというのも理由のひとつ。近くに炊事場もあるんだけど、この水道が曲者。

ボタン式の蛇口になっており、押すと一定時間水が出るという仕組みなのだが、勢いありすぎ! コッフェルに水を溜めようとしても一杯にできないほどの勢い。知らずに水を出すと服が濡れてしまうんですねぇ、これが。もちろん水勢調節は不可能。

某N氏曰く、「マグナム水道」・・・言い得て妙ですな(^_^;)

設営完了後に買出し。行く途中で、今回紅一点のあやさんとすれ違い、買出し先の店にはにょろ@X4さん、きくりんさん、八!さん、が買い物中でした。買出しから戻った後、Ak!raさんも合流。

準備をしているうちに日が傾いてくる。西の空には綺麗な夕焼けと共に太陽が沈んでいく。

サロマ湖に沈む夕日。雲もグレーとオレンジのグラデーションがかかって、綺麗な夕日でした。
宴会準備ちうの図。もちろん楽しいオフ会でした。蚊が多かったけど・・・。

(プライバシー保護の為、顔にモザイクを入れております)

こうしてキムアネッププチオフ会が無事開催の運びとなりました〜。それにしても、ここの蚊はデカイせいか服の上から刺してくるのには参りました。しかし幸いな事に日が沈むと蚊も少なくなり、何とかボコボコキャンプにならずに済みました(^_^;)

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