2005年の北海道ツーリング旅日記です。 | |
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2005年 北海道ツーリング8月18日釧路ロイヤルインを8時に出発。とりあえずR38をひたすら西へ。釧路と帯広を結ぶ主要国道という事もあって大型車が多い。安全を確認しながら大型車を追い越しつつ、帯広に向かう。 11時半、帯広到着。まずは旅行代理店を探す。幸いR236沿いで見つけて、仮予約した帰りのフェリーの発券をしてもらうべく入る。しかし何でもサーバーが混雑しているとかでしばらく時間がかかると言う。 その間、ちょっと近辺をウロウロする事に。 R236を南下、愛国駅へ。ここは旧国鉄・広尾線の駅だった所。説明看板によると昭和4年の広尾線開業と同時に設置された駅。広尾線は南十勝の開拓と発展に多大な貢献をした路線だったとの事。しかし需要の落ち込みから昭和62年に廃線となった。 現在、愛国駅は資料館として保存されている。駅のホームと線路が残され、9600型SLが展示されている。以前来た時と同じで観光客はそれほど多くなく、お土産屋さんも1件。幸福駅と比べるとのんびりした感じと言うところかな。
次に向かったのは当然幸福駅。こちらは観光客が多く広い駐車場も整備されている。駅舎(と言うか待合室)の中には名詞やプリクラ等が本来の壁や天井が見えないほど貼り付けられている。 幸福駅は愛国駅よりずっと後の昭和31年に設置された駅。テレビの紹介により「愛国発幸福行き」の切符に人気が出た事から、こちらも交通公園として保存されている。ホームと線路、そして気動車が2両。 それほど混雑しているわけではないにせよ、観光客は途切れる事無くやってくる。ピークの頃はさぞや混雑したのだろう。でも観光客が多いのには変わりが無く、昔に思いをはせるような雰囲気では無かったのも事実。
帯広市内に戻る途中で「大正駅跡」の看板を見つけ、ちょいと立ち寄る。愛国駅と幸福駅の間にあった駅で、「大正カニの家」の横にある。ホームは残されているのであるが、路盤跡は跡形も無く消えうせている。これは広尾線の他の区間も同じ。 幸いと言うべきか、「愛国駅」と「幸福駅」の存在が、かつて開拓に多大な貢献をした鉄道がここに走っていた事を人々の記憶に残していく事になるのだろう。
そして帯広市内に戻り昼食を取るために前々から行きたかった、「味乃や食堂」に立ち寄る。実は旅行代理店でおおまかな場所を聞いていたんです(^^ゞ 「くまばいく」で知ったという事と、管理人のてっちゃんとゆんさんとはバイク&キャンプ仲間だと話すと、店のおじちゃんとおばちゃんは気さくに話しかけてきてくれた。店内には「くまばいく」での案内ページが貼り付けられており、ゆんさんが作った似顔絵付き味乃屋オリジナルカレンダーも。 とりあえず豚丼を注文。店内はこじんまりとしているが、地元の人が昼食を取りに来たりしていて活気があって気取った所が無く、なかなかいい雰囲気。一度は来てみたかったんだけど、ようやく念願を叶えたのでした。もちろん豚丼も美味しかったのは言うまでもありません。
そして旅行代理店に戻ってみると、代理店のオネーチャンがこんな事を・・・ 「すみません。なかなかコンピューターに接続できなくて、3階にある代理店に発券をお願いしました。そちらに行ってもらえますか?」 は・・・はぁ?(?_?) 仕方が無いので同じビルの3Fにある東Q観光に行き、ようやく発券を受け支払いを済ませる。ついでにビジホの予約もしていただいた(^_^;) 何はともあれ、これで帰りのフェリーも確保できたので一安心。その後帯広のホーマックに立ち寄って(かなり探した)店内をブラブラしつつ時間をつぶす。 今夜の宿は「ホテル若松」。帯広市街地の大通り沿いのビジホ。夕食はホテル内のレストランで済ませ、風呂も部屋のユニットバスで済ませ、旅日記をUP。 3泊宿を使ったので、明日からキャンプ生活に戻ろうかと思ってます。・・・が、天気が下り坂なのがなぁ(-_-;) どっち方面に向かうか考えつつ、眠りに落ちた。 8月19日朝食をビジホのレストランで済ませ、8時前に出発。昨日通ったR38を再び南東方向に走る。豊頃のセイコーマートでトイレ休憩に入ったら、先日トドワラで会ったDR650のライダー氏と再会。長く北海道にいるとこういう事があるから面白い。 少し走ってR336に入る。この辺りで雨が降り始めたので路肩でカッパ着用する。 そのままR336を昆布刈石展望台へ。この道は以前はダートで以前のTMに綺麗な写真が載っていたが、今は舗装化が進行している。R336と平行してダートがある(ただし通行止め)ので、TMの写真は多分そこで撮られたものだろう。 やがてR336もダートになる。展望台までは2km程ではあるのだが、荷物満載でタイヤが磨り減ったVストロームでは走り応えがあった。 昆布刈石展望台は、道端に看板がぽつんとあるだけ。でもそこから見る景色は個人的には結構好み。晴れていたら青と緑のコントラストが綺麗な所だろう。でも工事は近くまで進んできているし、今後どうなっていくのかちょっと心配。
今度はR336を南西に向かう。なかなかいいペースで走っている地元カローラがいたので、時間と距離を安全に稼ぐために(?)コバンザメさせてもらいました(^_^;) ちなみにその車、直線ではぬうわkm出してました。 美成という所で右に入る。ナウマン像の発掘地があるのだが、記念碑と発掘時のレプリカが展示されていた。何でも農道工事中に偶然発見されたものとか。でも、記念碑とレプリカ以外は特に何かあるわけでもなく、ちょっと拍子抜け。 復元骨格など資料は忠類ナウマン像記念館にあるとの事だけど・・・今回はパス。 広尾町豊似からR236天馬街道へ。この道は数年前に開通した道なんだけど、通った事が無かったのでちょうどいい機会という事で日高山脈を越えてみました。交通量はそれほど多くなく、残念ながら霧&雨だったんだけど、交通量も例によって少ないし、晴れてたら気持ちよく走れる道でしょう。 ちなみに日高山脈を越える道は他にもうひとつあります。最新版TMには載ってない道で(リング式TMには載っている)、静内町から中札内町に抜ける道道111がそれ。実際はゲートがあって通行止めになっているみたいなんだけど。 で、その静内町の桜並木に行ってみる。もちろん桜の時期ではないのであるが、なかなか綺麗な直線道路だ。道の両側は牧場が延々と続き、路肩には広い芝生が張られている。ここの桜は山桜で他から移植されたものらしく、一般的に想像するような桜と違って葉っぱが多いという事。しかも桜の時期は「宴会ロード」と化していて、通るのには向かないのだそう。
道道71号→道道797を通ってR237へ。この道道17号は途中ちょっと狭い所があるものの、交通量極少で快調に走れる道でした。予想に反して(?)、ライダーもちらほら見かけました。しかしこの区間だけでも90kmくらいあるので、結構走り応えがありました(^_^;) そのままR237を北上、沙流川キャンプ場へ。久しぶりに来たんだけど、ちょっと場内のレイアウトが変わっていたもののお盆過ぎということでキャンパーはちらほらいる程度。明日の撤収の手間と夕食場所を考えて、東屋のすぐ横にテントを張る。 その晩はライダー・チャリダー4人で宴会。みんな旅慣れた人ばかりで、いろいろな話を聞けて楽しく過ごしたのでした。
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