ガソリンスタンド・その他
ガソリンスタンド
内地の市街地のように、ちょっと走ればガソリンスタンドがあるとは限りません。管理人が北海道で経験した中でガソリンスタンドが無い区間の最長距離は、128.5kmでした。置戸町の道の駅おんねゆ温泉から国道39号線・273号線を通って糠平経由で上士幌、というよく使いがちなルートなのですが、この区間は冗談抜きでガソリンスタンドが一軒もありません。
他にもルートの取り方によって100km以上ガソリンスタンドが無い、という場面がそれほど珍しくありません。また、北海道には限りませんが山間部の場合は日曜日休業とか閉店時間が早いとかあったりします。
従って地図で予定ルートのスタンドの有無をこまめに確認して、給油は早めに済ませておくのが鉄則です。
特にタンク容量が少ないバイクに乗っている方は注意しましょう。リザーブになってから、又は燃料警告灯が点いてから給油すればいいや……などと思っていると、走れど走れどスタンドが無くて冷や汗をかく事にもなりかねませんし、万が一ガス欠したら他の人にまで迷惑をかけてしまうことになってしまいます。国道でも交通量が極端に少ない場所はいくらでもあります。
500cc〜1リットルのガソリン携行缶もありますので、タンク容量の少ないバイクの場合は持っていくのも手です。
それから北海道ツーリングでは走行距離が伸びる分、ガソリンの消費量も馬鹿になりません。
そこで石油元売系のクレジットカードを作っておくと、大抵の場合その元売系列のスタンドではガソリンが割引価格で給油できるので、後払いになりますがお得になります。またETCカードが無い方は、同時に作っておくと良いでしょう。ただ小さな集落で個人経営のスタンドでは、クレジットカード自体が使えない場合が多々ありますので注意です。
夜間走行は控えよう
街から出ると道路に街灯が無いため夜になると真っ暗になるとか、二十四時間営業のスタンドやコンビニ・商店が少ない等あるので、夜にフェリーを降りる等のやむを得ない場合を除き、夜間の走行は控えたほうが良いでしょう。確かに交通量が更に減るので距離は稼げますが、おすすめできません。また朝早く出発する時は、周囲に迷惑をかけないように暖機して下さい。
キャンプ場でのマナー
翌日早くに出発する人や早く眠りたい人もいるので、 夜遅くまでの宴会や夜間のエンジン始動はやめましょう。キャンプ場は公共の場所だということをお忘れなく。それからキャンプや野宿をしたらゴミくらいは拾って綺麗にしてから出発しましょう。かしわ園キャンプ場が閉鎖されたのも、ツーリングライダーを始めとしたキャンパーのマナーやモラルの無さ、及び周囲の注意を聞き入れなかった事が原因だそうで、聞いた話ですが死者が出たみたいです(←未確認)。
また鳥沼公園キャンプ場が閉鎖されたのも、マナーやモラルの面が問題としてあったようです。管理人も一泊だけキャンプしたことがあるのですが、すぐ横に民家があるにも関わらず夜間に駐車場へ出入りするバイクや車が多く、夜遅くまで話し声が聞こえたりしてお世辞にも快適なキャンプでとはいえませんでした。
北海道がいつまでもライダーの憧れの地でありキャンプ天国であり続ける為にも、最低限のマナーやモラルは守りましょう。別にキャンプには限りませんが。