ツーリングの準備・1
準備の大まかな流れ
できる限り早く | 少しでも長い休暇を取れるように、職場の方々に根回しを開始しましょう。 |
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出発3ヶ月前〜 | 走行予定ルートの検討に入りましょう。早過ぎると思われる方もおられるでしょうが、初めて行かれる方の場合は感覚がつかめないので、自分の技量&経験と照らし合わせてじっくり検討が必要です。余裕がありすぎるかな? という位が適当です。 経験豊富な方なら、現地で走りながら決めても一向にかまいません。 |
出発2ヶ月前〜 | フェリーを使われる方はチケットが出航2ヶ月前に発売されるので、発売日当日のできたら発売時刻(午前9時)に速攻でフェリー会社に電話もしくはネット予約しましょう。 当日に自分自身で予約作業ができない場合は事前に旅行代理店に行って予約をお願いしておきましょう。その場合、予約が取れた時点で手数料を含めて料金支払い、クーポン受け取りになります。 復路も発売日にならないと予約できません。それぞれ別個に予約をする必要があります。 バイクを点検し、消耗または劣化している部品があったら交換しておきましょう。逆輸入車・外車等はパーツ入荷に時間がかかる場合がありますので、もっと早く点検整備に出しましょう。 |
出発1ヶ月前〜 |
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出発1週間前〜 | 再度バイクの点検を一通り行っておきましょう。空気圧・エンジンオイル・チェーン・灯火類等々。同時に荷物も再チェック。 |
出発前日 | 早めに床に入って十分に休養を取りましょう。 |
出発当日 | 早めに起床してパッキングし、出航2時間前にはフェリーターミナルに到着するように、時間にゆとりを持って出発しましょう。到着が遅れるとキャンセル扱いになってしまう場合があります。 |
フェリーなどの予約について
8月は非常に混雑します。特にお盆を挟んだ時期は予約を取ること自体が困難な場合が多々あります。その為に一つの航路にこだわること無くいくつかの航路(上陸ルート)を考えておき、片っ端から空き状況を確認し空きがあったら押さえておく、という事も必要になってきます。それから、フェリーターミナルまで走る手間を惜しまない事が肝心です。例えば東京在住の人は大洗発着便にこだわらずに、新日本海フェリーの新潟発着便もチェックすると言った事が必要になってきます。管理人も北海道ツーリングの時は毎年新潟港まで片道300km以上走っています。
ビジネスホテルや旅人宿を使われる方は、予約を済ませておきましょう。
ツーリングの予算
全工程をキャンプ泊&ライダーハウス泊で通す場合は、ガソリン代・食事代含め1日当り5000〜6000円と言ったところでしょうか。お酒の好きな方はもう少しかかるかも。旅人宿(ライダー・チャリダー等ソロで旅をしている人を主体に泊める宿)を使う場合は宿代を5000円〜6000円追加して1日当り1万〜1万2千円位でしょう。それに日数を掛けてフェリー代・有料道路代・お土産代(送料含む)を足せば総予算は計算できますが、旅の途中で転倒や事故・病気になった時の事を考えて、何万円かは余裕を持ったほうが無難です。
フェリー代ですが、期間によって料金設定が異なります。当然ながらお盆の時期は運賃が一番高い期間になります。また新日本海フェリーの場合は、お盆の時期は往復割引や学割等の適用も無くなります。個室利用の場合、二人部屋を一人で使う場合は占有料金も加算されますので注意です。
そんな訳で北海道内での滞在期間が短い場合は、時期によっては往復のフェリー代が一番高くつく場合があります……。
現金の持ち歩きについて
ツーリング中は全財産を持ち歩く場合が多いかと思いますが、財布の盗難や紛失が心配な方もおられると思います。注意力の問題と言われればそれまでなのですが、全財産を一つの財布に入れてズボンのポケットに突っ込んでおくのではなく、大きなお金(万札とかカード類)は盗難や紛失しにくいようにウェストバッグやベストのチャック付きポケットに入れて肌身離さないようにし、小銭は別の財布を使い普段はそこからお金を出す、というのが無難な方法と思います。これなら支払い時に相手に財布の中身を見られても安心できるでしょう。
万が一の事を考えて、コンビニATMが使える銀行口座がある場合はそこにお金を入れておき、持ち歩くのは最低限の現金とカードだけという方法もあります。郵便貯金の場合はコンビニが無い小さな町でも郵便局で引き出せるので便利でしょう。