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ツーリングの準備・2

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ETCカードがあると便利

高速道路等の料金所を通過するのは、ライダーにとって面倒なものです。特に雨の日は……。という訳で、クレジットカードを持っている事が前提ですがETCカードを作っておきましょう。ETCカードは通行券と一緒に料金所で出せば以前のハイウェイカードと同じように清算ができますので、ETC車載器を装着していないバイクでも料金所で現金を扱わなくて済みます。

また将来的にバイク用ETC車載器を装着する場合も、機器を購入・セットアップすればすぐに使えます。クレジットカード・ETCカードとも年会費が無料のサービスもあります。

料金はクレジットカード会社から後で請求が来るので、ツーリング中は高速料金の事をとりあえず考えなくても済みます。

任意保険に入っておこう

バイクに乗る時には、排気量に関係無く自賠責保険に加入が義務付けられていますが、自賠責保険は最低限の対人賠償をするのを目的にしている保険です。つまり物損事故の場合は、自賠責保険の保険金は支払い対象にはなりません。自分の怪我も補償対象外です。

現在は対人賠償額は億単位になるのが珍しくないので、最高で4000万円しか支払われない自賠責保険では全然足りません。足りない分は、当然自腹になってしまいます。

ライダーの場合、自分が被害者になった場合の事しか考えていない方が時々見受けられますが、エンジンの力で自分で出せない速度で走り、いくら軽量の原付でもライダー自身の体重を合わせたら100kgはあります。それに、衝突対象は車だけとは限りません。自転車や歩行者の場合も当然ありえます。歩行者や自転車から見れば、バイクは交通強者と言う事をお忘れなく。

悪い事は言わないので、必ず任意保険に加入しておきましょう。保障プランはいろいろありますので、保険会社のパンフレットやWebサイトで自分に合ったプランを検討しましょう。バイク専用保険というものもあります。

なお年齢条件を付けると保険料が安くなります。年齢条件は、排気量別に以下のようになります。

〜125cc:年齢条件無し・21歳以上
126cc〜:年齢条件無し・21歳以上・26歳以上・30歳以上

年齢条件が高いほど保険料は安くなります。なお年齢条件の範囲は加入者本人と配偶者と同居親族です。年齢条件以下の歳の人が運転して起きた事故に対しては保険金は支払われませんので、基本的に家族がいる場合は免許を持っている一番若い人に合わせることになります。

家にあるバイク(車)は自分しか運転しないし友人等に貸すこともない場合は本人限定特約をつけると保険料をさらに安くすることができますが、万が一自分以外の人が乗っていた場合の事故は補償されないというリスクも有りますので要注意。

他にもいろいろ特約はありますが管理人自身も全部把握しているわけではないので、繰り返しますが保険会社などのサイトで調べてみるのをおすすめします。

保険料を安くするにはとにかく事故を起こさないのが一番。無事故ならば保険料は年々割引され、最大で60%割引となります。

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