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パッキング・2

バイクは荷物の積載量に限りがありますので、それぞれに工夫されていると思います。ロングツーリング・キャンプツーリング時の管理人の場合のパッキング方法を書いてみました。

リヤシート・キャリア上に載せる場合

バイク用シートバック

一番簡単な方法です。大きさも様々で単体でかなりの容量がある商品もありますし、小物入れスペースやポケット類が付いている商品も多いので、小物の仕分けも簡単。ロープをバック下部のDリングやバックルで固定するタイプなら、中の荷物を取り出すのもバイクに固定したままでOK。形状安定のためにフレーム内蔵のものもあります。

バック上部や側面に更に荷物を固定する為のベルトが付いているものもありますし、レインカバーもたいていの商品には付属していると思います。

防水バック

防水バッグは、雨をまったく気にしなくても良いのが最大の利点。ただし、ほとんどの防水バッグは形状が安定していないただの袋なので、横長のタイプのものの場合はシートから左右にはみ出した部分が垂れ下がってしまいます。できるだけパンパンになるまで入れるか、下に板などを敷くのが良いでしょう。

コンテナBOX

良く見かけますが、ホームセンター等で売られている市販のコンテナボックスに荷物を入れる方法。大きさや形状(幅とか奥行きや高さの寸法)にはいろいろありますので、自分のバイク・荷物に合った大きさ・形状のものが選べると思います。蓋付きのもので、蓋が固定できる物を選ぶのがコツです。

基本的に雨も気にしなくて済むし、荷物を入れてしまえばバイクへの固定も比較的楽。上部が平らなので、カッパやロールマット等軽いものを載せておく事もできます。仕分けを兼ねて、小さ目のボックスを積み重ねるという方法もあります。

側面にロープを引っ掛けたり通せる金具を取り付けて、それを利用してバイクに固定すれば、中の荷物を出す時もバイクに積載したままでできるようになりますし、蓋にも同様の金具を取り付ければ蓋の上にも荷物を積載・固定できるようになります。鍵をかけられるようにすれば、荷物の盗難防止にも効果あり。

キャンプ時にはテーブルや、ボックスによっては椅子代わりにもなりますし、なかなか便利です。

ただし余り大きなボックスにすると、空気抵抗の増大・横風に弱くなる等のデメリットが出てきますので、あまり大きなコンテナボックスにしないほうが無難です。

なお、バイクへの積載時はシートに傷が入る事があるので、コンテナボックスの下に滑り止めシート(ホームセンターやカー用品店にあります)を敷いておくとキズ防止になりますし、ブレーキング等で荷物がズレる事も少なくなります。

普通のバック

基本的に防水バックと同じ。ただし防水性がまったく無いので、雨の場合非常に困ります。雨天時の対処法は下記を参照してもらうとして、できるだけバイク用のバックを使うほうが良いと思います。管理人としてはおすすめできません。

雨天時の対処法

防水性の無いバッグを使う場合はバックごとゴミ袋に入れて固定する、というのが一般的なようですが、見た目がアレですし走行風で破れたりする場合が多々ありますので、登山用ザックカバーを使うのがお勧めです。

登山用品店やスポーツ用品店登山用品コーナーでいろいろなサイズが選べますので、荷物に見合った大きさのものを購入しましょう。これなら雨が降ってきたら荷物の上から被せればOK。

使い方のコツとしては、荷物に被せたあと紛失防止&下からの水はね・風の侵入防止の為に口をできる限り絞り込んだあとでロープやネットに紛失防止フックを引っ掛ける事。私も以前はこの方法を取っていました。

難点と言えば、ザックの形に合わせて長方形をしていて大容量のものほど細長くなるので、荷物の形状によっては弛みが出やすい事でしょうか。しかし、紛失防止の対策をしておけば防水性はバッチリです。

タイヤの水跳ねが気になる方は、コンテナボックスを使うか、下記「その他」でも書いていますがリヤシート上に木の板などを載せ、その上に荷物を積載すれば問題ありません。またザックカバーを2つ使い、まず荷物の下側から被せ、もう一つを上側から被せてから固定という手もあります。その場合は、上側になるカバーが外側になるように装着しないと意味がありませんのでご注意を。

荷物の積載方法

荷物がいくつかのバッグに分かれている場合、まずリヤシートとキャリア上に2個平行に並べておいてロープで固定、次にもう1個を横から見て三角形に並ぶように(∴のように)載せてロープで固定します。最後に更に上からネットで補助固定すればOK。管理人も以前はこのやり方でした。これならネットの間に小物を挟んでおけますし、ネットと荷物の間にレインウェアを挟んでおけば、雨にもすぐに対応できます。

ただ荷物をあまり上に積み上げると、操縦性にモロに悪影響が出ますので程々にしましょう。

ホームセンター等のキャンプ用品コーナーで売られているキャリアカートに荷物を固定し、キャリアカートごとバイクに乗せて固定するやり方もあります。また、登山用の大きなザックに荷物を全てまとめてしまう方法もあります。これなら荷運びも楽々。

それからコンテナBOXの項でも書いていますが、荷物をリヤシートに載せる前に、ホームセンターで売っているメッシュ状の「滑り止めシート」を敷いてから荷物を載せると、バイクの姿勢変化や加減速による荷物のズレが少なくなるのでおすすめです。

その他

オフ車などシートの幅が狭いバイクの場合、防水バック等形状安定の為のフレームの入っていないバッグだと荷物の両端が垂れ下がってしまうので、シートやキャリアの上に木の板を横向きに置き、その上に荷物を固定すれば垂れ下がり防止になります。雨天時のタイヤの水跳ねによる荷物の濡れも最小限にできます。

キャンプ場ではサイドスタンドの下に敷いたり、コッヘルやランタンの置き場所にしたりと結構使えると思います。


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